久々の更新！
今日とある方からメッセージを頂きまして、
このブログに対するお礼を読みました。💦
恐縮です。。。。。
たまにこういったブログに関する
メッセージを知らない方から頂きます。
シンプルに、
思い切って書いてみて良かったなー！🤗
って思います🥰
多分参考になるかどうかは別として
みんなオーディションに向けて情報収集
頑張っているんだなあと。
数年前の自分を思い出しました。
やはり直接会った事がない人に
メッセージを送るのは勇気のいること
だと思うのでわざわざ伝えて頂くと
やってみて良かったなと嬉しくなります。
わたし自身、DCIに行って、
この人と繋がりたいな。話したいな。
と思う人には自ら思い切って話しかけに
いくという癖が身につきました。
意外と話したいです！質問があります！
って言うと心の広い方は親切に
対応してくれる事が多くて驚きます。
私は人生の中で最も大切にするべき事は
人との繋がりだとDCIで学びました。
まだまだオーディションシーズン真っ盛り🔥
沢山繋がりを増やして、
情報を自ら得ていく事がオーディションで
成功する鍵になると思います🔑
落ちたのがみんなに知られると恥ずかしい☹️
と失敗した時の事を考えて一人でコッソリ
オーディションを受けにいくのが
一番勿体ないなあと感じます。。。
人それぞれの考え方があると思うけど
そこにプライドは要らないかな〜って☺️
絶対受かってやる！って気持ちで
「○○○に絶対受かりたいです！
色々教えてください！！！」
と声を大にして色んな人を頼ってください🥰
繋がりが思わぬところで救ってくれます。
まあ○○のメンバーになる！って
周りに宣言すれば逃げ道なくなるしね☺️💦
情報不足は準備不足。
少なからず私はどんな人からの相談にも
全力でアドバイスします🥰🔥
それは自分がDCIでお世話になった全ての人に
してもらってきたことだからです。
久々にブログを開き閲覧数を見ると、
今でも毎日何十人の人がこのブログを
読んでくれているようです。
正直ビックリ🥺💦
ちゃんと自分の経験や考え方など
発信していこうと思いました💦
最近は指導もさせて頂いています。
生徒さん達のマーチングに対する情熱が
ちゃんと活かせるような、
アツくて楽しいレッスンがしたいです。
年齢の近い自分だからこそプレイヤー目線、
生徒さんに近い距離で練習を提案したり
悩みを聞いてあげることを意識しています☺️
ドリルを書いたりアレンジをしたりは
何故か興味が湧かないのでしていません。
でもいつかは挑戦したいかも🤔
生徒さんと一緒に歌ってみたり、
ビジュアルトレーニングをしたり
実践形式でレッスンするのが楽しいです🎶
マーチングだけに留まらず
20代のうちはもっと視野を広げて
色々な経験をしたいなと考えているので
あえて今はマーチングにこだわった
ライフスタイルを選んでいません🤔
30代になったらマーチングイベントを
主催したりするのがボンヤリとした夢です💭
そんな感じでブログ全然更新していなくて、
あの時の勢いはどこへやら〜って
思われてそうですが、
私が一番感じています。恐らく😂
思い立ったらすぐ行動は長所ですが、
継続させるのは苦手なようです🥺💦
全国大会ことしも行くので
またブログ更新しよーっと。
それでは🤗
オーディション直前でも意識できる合格へのヒント
技術以外にも大事なことが沢山あるのって知っていますか？
どうもー！Tomoです！！
いよいよDCIのオーディションも山場となる1月のキャンプが目前ですね！！
パフォーマンスのコンディション、メンタルコンディションは良好ですか？？？
今回は今すぐにでも意識できるオーディションへのポイントを書いていきます！
❶ 吹ける。叩ける。踊れる。それ以外に大切なこと
オーディションの合否はやっぱりスキルの高さで判断されます。
でも、実際のところそれだけじゃありません。
「あの人別にめちゃくちゃ上手いわけじゃないのに、トップコーに合格してなんか納得いかない。。」 そんな会話を耳にしたことはありませんか？（完全なる嫉妬）
もちろん。
技術が高いというのは絶対条件だと思います。
技術面でいえば、どれかだけ突出して上手い人よりも総合的にバランスよくできる人のほうがコントラクトをもらいやすい印象です。
上手いはずなのにカットされるパターンは、
・演奏技術はプロの卵レベルだけど、歩きながらできないからカット。
・ビジュアルは文句無しに美しい。体力もアスリートなみだけど、楽器の技術が達してないからカット
みたいな。（ブラスしかわかりません泣）
DCIのオーディションで強い人は、
「楽器もビジュアルもダンスも演技も体力も全部バランスよく合格ラインでこなせる人。」
だから何かがめっちゃくちゃ上手いわけじゃなくても入れたりします。(と私は感じました)
というか正直なところ合格するかしないかの基準って簡単なものではなくて、「上手いか下手か」だけじゃないと思うんです。
合格する人に共通している絶対条件は、
「チームが欲しいと思った人」
技術があるのはもちろんですが、それプラス何か魅力がある人がコントラクトをもらっていくような気がします。
❷ スタッフはあなたがどんな人なのかをみている。
日本にいても、インストラクターから「ショー以外の場でも、自分がどう見られているか？どう見られたいか意識しよう」って言われたことはありませんか？？
オーディションも同じ。
オーディション会場に入った瞬間から周りの人は自分のことを見ています。
まだ合格はもらえていなくても、そこのコーのメンバーになった気持ちで行動を。
チームによって求めている人物像って違うの知っていますか？
例えば、天下のBlue Devilsは
「俺はイケてる。俺はこの中で一番上手い。BDにふさわしいのは俺。」
みたいなマインドの、個で魅せられるアーティストタイプが好まれるとよく言われています。プロ意識高めのカリスマ性溢れる人が多い。（BDはもうやっぱりSWAGな集団なので、、、笑）
それに対しCarolina Crown は、
「個の主張よりも協調性のある人。謙虚。完璧主義。ひたむきに努力できる人。」
みたいな、まじめちゃん好青年タイプがメンバーに選ばれていく傾向。
（DCIのなかだけの言葉なんですが、クラウンが他のコーから悪口言われるときは「バンドウ」っていうあだなで呼ばれます（笑）クラスにいてるバンド（吹奏楽）ばっかりしてるようなクソ真面目でダサい奴らみたいな意味（笑））
やっぱり受けるコーに合わせて、自分自身もマインドを切り替える事がちょっとしたポイントです。
「あなたがどんな風に人とコミュニケーションを取っていて、一体どんな人なのか？」
スタッフは見ています。
なぜ、それが大事なのかというと、
ドラムコーはチームワークを学ぶ場所だからです。
いくらプロ級に上手くてもチームの和を乱したり、ルールが守れないとか問題を起こしそうな人は必要ではありません。
日本人の場合、技術は文句無しにあったとしても、あまりに英語でコミュニケーションがとれないとか。分からない事があっても自分で解決する姿勢が受け取れない。とか。常に誰かのサポートが必要だと判断されれば残念な結果になることもしばしば。
オーディションの段階からメンバーと積極的にコミュニケーションを取って、英語がわからないなりにもチームに馴染もうとしている姿があれば「この子は良い子そうだな。チームの雰囲気も良くなりそう！」という印象に。
逆に、
「英語は全く理解してないし、なに考えてるか分かりにくい。緊張からか愛想もなくてとっつきにくい印象。。誰かが常に面倒みないといけないかも」 って誤解されるのだけは避けたいところ。
自分のもつ本来の魅力を最大限アピールすることがオーディションで選ばれる秘訣！
❸ 短い時間で良い印象を与える
これも技術があっての話しなんですが、、
たった2日や3日間のオーディションで人々の印象に残るのは、技術どうのこうのはもちろんのこと、やっぱりルックス。
これってちょっとセンシティブな話ですよね。。
でもトップコーのメンバーは見渡す限り、イケメンと美女ばっかり、、！彼らのインスタとかやばいです。モデルさんですか？みたいな。（特にCG特にCG特にCG）
じゃあトップコーのチームは技術そっちのけで顔で選んでるんでしょうか？
恐らくそういうわけではないでしょう。
なんというか、、
顔が整っているとか、体が8頭身とか、
そういう話じゃなくて、
美意識？？がすごい。自分の魅せ方を知ってるんですよね。。。（多分）
綺麗事ぬきでマーチングとかパフォーマンスの世界って、視覚からの魅力がめちゃくちゃ大事。
だからショーの前は毎回全力でヘアセットするしメイクもするしユニフォームだって体が美しく見えるように作られているじゃないですか。
そういった魅せる意識が常にある人は、自分がどう見られているか理解しているので、実際よりもなぜかめちゃくちゃかっこよく見えたり美しく見えたりするんですよね。。
この感覚ってマーチングのビジュアルベーシックの時にバッチリ差が出ます。
で、やっぱりセンスがある人は音楽をやっても(何をしても)センスがある。。！(悔しい)
たしかに見た目だけイケイケの人ってオーディションにもいっぱいいてるんですけど、そういう人はやっぱり見透かされてちゃっかり落とされてた気がします。。。
ルックスが合否に直接繋がるか？と言われればたしかになんともですが、この
「センスありそう！ユニフォーム似合いそう！＝欲しい！」って心のどこかでいいから思ってもらうのだってアピール。
例えば、オーディション会場に
・長時間フライトで疲れ気味のむくんだ顔
・完全オフモードのすっぴん
・余裕なくて直せてない寝癖
・寝巻きみたいなダボダボ練習着
で現れるよりも、
・美意識を感じる印象の良いメイク
・顔の表情がよく見えるよう、すっきり整えられた髪型
・体や足のラインが美しくみえるような服装
（そして思わず目に止まるような笑顔で）堂々とオーディション会場に入るほうが良いにきまってますよね！
特にアメリカ人は流行よりも、スタイルが良く見えるようなサイズ感、デザインにこだわる人多し！DCIのために鍛えた綺麗な身体をよりアピールできるように服装もちょっと工夫を。
DCI向きじゃないのが、日本で流行ってるオーバーサイズの服装とか、kpop系の顔の表情がよく見えない髪型。。。（おしゃれなんだけどね）
ユニフォームを着たあなたを想像してもらいやすい、すっきりとした印象の服装と髪型を意識してみて。
あと、
日本人女性はどうしても幼く見られがち。
子供っぽい印象が悪い方に倒れない為にも軽いメイクは絶対やったほうがいいです。
（もうこの辺の発想は就活と同じかも。）
自分がパフォーマーであるという自覚を持って、
「この子なんかセンスありそうだな。美意識高めだな。」
っていう印象が与えられればGOOD
参考までに！
❹ オーディションへのメンタルコンディション
とは言ってもやっぱり大事なのが
一人ずつ行う「Individual Audition」。
いくら印象がよくてもここでコケたら本末転倒（泣）
どう考えてもやっぱり緊張！笑
これはもうどうする事も出来ない！
アメリカ人もガチガチに緊張してるから大丈夫。（？）
みんな緊張している中で自分がどれだけ自分の世界に没頭して、最高のパフォーマンスができるかが勝負の見せどころ。
うまくやらなきゃ
失敗したらどうしよう
練習通りできなかったらやばい
いろんなネガティブな感情が
フツフツと湧き出てしまうもの。
どうしてもプレッシャーに潰されそうな時は、なぜ自分がオーディションを受けに来たのかを思い出してみて。
「音楽を演奏したい」とか「楽器を演奏するのが楽しい」とか「マーチングが好きな気持ち」とか。自分の奥底にある本来の目的意識を高めること。
あなたの目的は、
「ドラムコーのメンバーになること。」
ではなくて、
「音楽を楽しむ事。パフォーマンスで人々に感動を与えること。」
その目的の手段として選んだのがDCIなだけ。
軸は自分自身にあるからこそ
自分のやりたい音楽を演奏して
自分の魅せたい歩き方で
自分の表現したい演技をする。
スタッフの前であろうが、誰の前であろうが関係ない。
自分自身のやりたい事、追求するものを表現すれば自然と周りは評価してくれます。
オーディション直前は美しい音楽を聞きながら、筋肉のこわばりをほぐし、やりたいパフォーマンスのイメージを最高の状態へ持っていくように集中！
あなたがパフォーマンスする理由はそこのチームにあるんじゃなくて、あなた自身にあることを忘れないで。
それでもしダメなら、自分の感性と技術を磨いて再挑戦すればおっけー！
❺ できてる風
やっぱり日本人メンバーが一番ぶつかる壁が英語。
今からはもう勉強とか手遅れなので、
英語は喋れてる風、理解できてる風で乗り切るべし。
とはいえ、
私自身は「DCIって英語喋れなくても全然大丈夫だよ」の意見には大反対派。
やっぱりシーズンが始まると色々大変です。。
でも、、
オーディションに関してはもうできてる風で乗り切りましょう(笑)！
会話している時の不安感は相手も不安にさせます。
英語がわからなくても、
"Hi! My name is 〇〇!
Nice to meet you!!!"
くらいは言えるはず。
コミュケーション取れてる(風)って大事！！！
例えば、
スタッフからのインストラクションの最後に
Are you guys ok?
You guys ready?
Got it?（わかった？）
って理解してるか全体に確認される事がよくあるんですね。
日本でいう、
「○○してください。いいですか？！」
みたいな感じ
その時も、アメリカ人に混じって
Yes!!! Got it!!!!
って大きな声で返事！！！
誰がどこであなたのことを見てるかなんてわからないし、それが評価に直接つながるわけでもないけど、
どういった印象で見られたいか？がやっぱり重要。
一人だけ黙ってると悪目立ちします。
例えば、みんなで１つのエクササイズをしたあとに、
スタッフ Was it good or bad?
全員 Bad!
スタッフ How can we get better?!
って挙手を求められたとします。
2年目3年目のひとはまだ余裕があると思うので
ここで思い切って自分も挙手！！！
アメリカは自分の考えをはっきりと表現する国。
答えがあってるとかあってないとかじゃなくて、どんな意見をあなたが持っていたか口に出す事が大事。
日本の指導の現場なら、こちらから指をささないと挙手すらあまりない雰囲気ですが
(文化が違うので仕方ない)、アメリカではほぼ全員が手を挙げて意見がポンポコ出てきます。
はじめはめっちゃビビるかも(笑)
難しいことは言えなくても良い！
"I think we need to take more air."
とか簡単な事でもいいから
思ったことを言う！！
なんなら
More air.
Air flow.
Stronger.
Feel comfortable.
Relax.
とかでも全然オッケー！！！！
日本人がみんなの前で意見をいうなんて珍しいから、
What’s your name?
ってみんなの前で聞かれるかも。
I’m 〇〇.
って堂々と自分の名前を言えば
ほらみんなの印象に残りました〜！
しかも名前を知ってもらえた！
(英語しゃべれてる風とはまさにこのこと)
こういう小さな事でどんどん印象づけていくことがオーディションは大切。
※2年目以降の人はDrumCorps experience を積極的に口に出したほうがいいです。
I marched with 〇〇って言いまくる。
トップコーは経験で力量を判断する傾向があります。特に日本人は、ルーキーと2年目では理解力に大きく差があるので、既にDCIを経験してるから英語もある程度理解できるし、練習も自力でついていけるよっていうアピールは有力！
まあ全てが直接、コントラクトに繋がるとか繋がらないとかもはやどうでもいいんです(笑)
でも自分自身が積極的に参加していく事で、誰かの目に留まり声をかけられたり、、
自分自身にとっても学びがあったりして、たった3日間のオーディションキャンプが２倍も３倍も意味のあるものに変わっていきます。
まとめ
さあいよいよ、オーディションの山場となるJanuary Camp！
あなたの技術がそこのチームのレベルに達していると仮定して、というかもうそう思ってオーディション受けちゃう！
今持っている技術に加えさらに「欲しい！」と思わせるきっかけ作りが大事！！！
人は行動から中身さえも変えられます。
ビクビクおどおどしていては本来よりも過剰に緊張してしまって大失敗。。
内心は緊張と不安で押しつぶされそうでも、
「英語喋れてる風、楽器上手い風、ついていけてる風、馴染んでる風」で堂々とオーディションを乗り越えて。
あとは、明るい笑顔を忘れずに。
大丈夫。自分の信じる事をやってくるだけ。
いよいよオーディションキャンプの山場！準備は完璧？
こんにちは！
Tomoです！
いよいよ今週末、1月のキャンプが開催されるチームがたくさんありますね！
「次のオーディションで絶対きめこみます！🔥」
という方たくさんいるかと思います！！
特に１月は、１１月や１２月でコールバックと宣告された人がたくさんやってきます。
ちなみにコールバックとは再オーディションのこと。
ファーストオーディションの時にまだコントラクト(契約)はあげられないからまたもう一回きてねみたいな感じです。
特に日本人は12月にマーチング全国大会があるのでほとんどの人が1月のキャンプに行きます。
コーによっては、コールバックの人は全員1月のキャンプでカットかコントラクトか決めます。って公表しているところも。
だからこの、
January audition
Camp めっちゃ重要。。。！
特にトップコーでは早くメンバーを決めて
スタッフはショー作りに専念したり、メンバーにもショーへ向けての練習に集中させるので今回のキャンプでほとんどが埋まります。
まあ今回行く人はそんなことわかってるか。。。(笑)
きっと、
「絶対このキャンプでコントラクトゲットしてくるぜ！」って燃えているはず！！(笑)
いいね〜！🔥🔥🔥
この段階ではどうしよう。。。😭
とか言ってる場合じゃないので
I'M READY.
って感じでどんどん気持ちを作っていきましょう！
絶対合格できる！！！！
❶ 計画は完璧？
今回の渡米が初めての人も2回目の人も忘れてはいけないのが、これは海外旅行じゃないということ。
ほとんどの人が一人で飛行機に乗り一人でオーディション会場へと行くことでしょう。
その道中でハプニングが起きて余計な不安や心配が発生すれば、パフォーマンスに支障が出ることも。。
メンタルコンディション超重要。
海外旅行でさえひとりで飛行機に乗り、その土地をひとりで歩くのは緊張して疲れてしまうものです。
ましてやアメリカへのフライト時間は、13時間以上。
東京からアメリカにつくだけでそれだけの時間がかかるので、
移動やら待ち時間、国内線を含め、家の玄関から目的地に到着するまで24時間以上かかるなんて普通。
渡米前にもう一度、タイムスケジュールを組んで、
何時にどこを出る？
どこに泊まるの？
ホテルまではどうやって行くの？
どうやって連絡するの？
オーディション会場まではどうやっていく？
困った時は誰に連絡する？
Wi-Fiは使える？
スムーズに行動できるように
計画を立てましょう！
❷ 同じオーディションに行く人を知っておく
はじめてオーディションに行く人に
ありがちなのが、
同じオーディションに行く人がだれか一人も知らない！
ということ。
（私の意見です）
これがもし日本で開催されるオーディションなら、言葉も通じるし大体のことは自分で解決できるので、「わたしはわたし。周りなんか関係ないわ。」 でもいいと思うんですが、
DCIオーディションは異国の地、アメリカです。
レストランでご飯を食べるのも、移動するのもなにをするのもわからないことだらけ。おまけに思った以上に言葉も通じないので絶対に誰かの力を借りなくてはいけなくなります。
同じオーディションにいく日本人はいませんか？？
DCIのチームジャパンのネットワークはとっても深い関わりが。
今はオーディションシーズンなので実感がなくても、シーズンが始まれば、違うチームの人達とも交流をし、情報交換して励ましあって助け合ってハードな3ヶ月を乗り越えます。
Credit: Masora Fukuda
同じオーディションに行く人がいれば今すぐメッセージ！
日本にいたら巡り会うことのなかった出会いが、マーチングを通してアメリカで出会えるなんて素晴らしい事。どうせ現地で自己紹介するんだし、これからもお世話になる大事な人だから、先に連絡して挨拶！
渡米前にメッセージしていれば
「実は同じ飛行機の便だった！」
なんて事もよくあるはなし。
だれかと一緒ならちょっと緊張がほぐれますよね。
たとえば、
・飛行機がキャンセルになった！
・ロストバゲージした（預け荷物が空港にない）
・税関でなぜか止められて別室送り。。
・予約していたホテルがなぜか満室で泊まれない。。
・問題がおきてコーのスタッフと連絡したいのにWi-Fiが使えなくて連絡できない。。
（全部実際におきたこと）
もし何かあっても同じ日本人と一緒にいるだけで、
あれ？ちょっとは気持ち楽じゃない？笑
ドラムコーは助け合うことを学ぶ場所。
2年目の人はルーキーの頃ベッツ（先輩）から、たくさん助けてもらった経験があるので同じように優しくサポートしてくれるはず。
慣れてる人とかエイジアウトした人は、自分のペースで過ごしたいし、一人でなんでもできちゃうので「ハプニングも経験！一人で乗り越えるのが醍醐味！なんとかなるよ〜」とか言っちゃってそうですが。。（わからんけど。。笑）
大丈夫。今回の渡米目的はオーディション。
そういうのはメンバーになってから徐々に経験していこう！笑
あとは、日本語が話せる日系アメリカ人がチームにいたら超ラッキー！メンバーになってからも色々お世話になるであろう重要人物。
チームに一人や二人は日系アメリカ人がいるなんてことも珍しくありません。
アメリカ在住の日本とアメリカのハーフでも日本語が話せる人も。
実は日本人ベッツよりも、絶対に知り合っておきたいのがジャパニーズアメリカンのベッツ。
日本人よりも５倍くらいは（言い過ぎ？笑）DCI、コーのことを理解しているし、DCI内外のつながりだってすごい！スタッフとの意思疎通に困った時は明確に通訳してくれます。
もしその子がアメリカ生まれアメリカ育ちのジャパニーズアメリカンでも
ご両親は日本生まれ日本育ちのばりばり日本人！ってことが多いんです。
困っていたら快く車を出してくれたり、お宅に泊めていただいたり、、、。
こういうちょっとした繋がりから、アメリカに移住された日本人にお会いするのもとってもいい機会！いまの私たちと同じような経験をされているからこそ苦労を理解してくれて積極的にサポートしてくれる事が多いんですよね。
私も現地で知り合った日本人の方には何から何まで本当にお世話になりました。
もうね、現地の日本人の存在ってめちゃくちゃ大きい！(笑)
（というか韓国人とか中国人とかアジア圏の人と話すだけでもやっぱり安心感が。。アジア人はご両親がそんなに英語喋られないところを見てきているからか、色々気を遣ってくれた記憶があります。）
積極的に友達になってどんどん頼りましょう！
全然あつかましくもなければおかしなことでもないです。
ドラムコーでは助け合うのが当たり前！🔥
メンバーになって色々慣れてきたら、次はみんなから頼られる存在になって恩返しすればいいんです！
❸ コピーする楽譜、持ち物はある？
日本人がやってしまいがち、
持ち物の準備が不十分。。
チームにもよりますが、ドラムコーってミリタリーみたいな雰囲気が少なからずあります。
時間、持ち物、厳しいコーも多いです。
特に絶対にいる楽譜が用意できてなかったら、自分自身もパニックにもなるし、誰かに迷惑をかけてしまったりして悪目立ちに繋がるかも。。
※ ほとんどの場合は日本人だから仕方ない。で済ましてもらえると思いますが、
これはオーディション。
いかにいい印象を受け取ってもらえるか。
それを逆に、
「アメリカ人でもちゃんと用意してない人がいる中、日本人で英語も不自由なのに完璧に準備してきててすごい！」
に変えられるかどうかがアピールできるチャンス！
分からない事はスタッフに聞きましょう！
楽譜はDropboxとかを通してPDFが送られてくる事が主流。自分でそれをコピーして持っていくのが一般的。
もし向かってる途中でコピーする楽譜が送られてきた時はスタッフやセクションリーダーに言って楽譜をもらいましょう！
まあほとんどはオーディションパケットの中の楽譜があればだいたいオッケー！
あと、どこで寝るかは把握できていますか？
ほとんどの場合は体育館で雑魚寝です！
スリーピングパッド、スリーピングバッグなかったら硬い床で寝る羽目に（泣）
学校内はどこも暖房が効いているけど寒さ対策もしましょう！
いかがでしたか？？
一番のポイントは、
余計な不安をどんどんなくしていくこと。
です！
オーディションに行くまでにクタクタ、、、なんて事にならないように、
（色々冒険したい気持ちも抑えつつ、、(笑)）
自分のパフォーマンスだけに集中できるように今一度確認を！！
Good Luck!
（後編）久しぶりの全国大会。関東旅。人々。4日間の思い出！！
（全国大会の思い出の続きです。。 ）
翌日の、マーチング全国大会も楽しかった！
もうこの3年間はずっとDCIばっかりだったので、全てが久しぶりの感じでした。
日本のマーチング全国大会はどっちかというとwgiって感じでDCIとはやっぱ違う感じがするんです。でも今の日本のマーチングの先端が見られてとても勉強になりました！
高校の時はプレイヤーに集中して見てたと思うんですが、今は何故か団体の運営のこととかドリルのこととか曲とかそういうクリエイター側のことばかりが気になってしまっていた（笑）
だって本場のアメリカからこんなにも遠く離れた日本でこれだけのレベルに持っていくのってやっぱりすごい。。。
私はDCIで歩いて吹いただけなので全然無知だなと痛感。デザイナー陣や先生方の偉大さに改めて尊敬の念です。。。
大会中は色んな方にお会いしました！
全国大会くらいしかDCIの友達と会える機会ってないから、久しぶりに会えるとやっぱりめちゃ嬉しい！
でもやっぱり、ずっと会ってみたかった方に会えたことが本当に嬉しかった。
ケビンと同じく2013、2014クラウンのトランペットでマーチされていた小木曽早紀さん。。。！
マーチング超苦手だった高校生の頃、はじめてマーチングに興味をもつきっかけとなったのがCarolina Crown 2013。
そして、DCIに憧れるきっかけとなった方が、当時唯一の日本人プレイヤーだった早紀さんです。
早紀さんのあと、クラウンブラスに日本人はずっといませんでした。
いつか早紀さんにお会いして、勝手に抱いていた感謝の気持ちを話せたらなあって思っていたら夢が叶いました。。なきそう。
それくらい憧れのチームで活躍されていた日本人の存在って大きいですよね。
また、2005年クラウンでマーチされていたルミさん、前日もお世話になったケビン、キャビーのHankとごはんへ。色んな世代のクラウンブラスの皆さんと盛り上がり、めちゃくちゃ楽しい時間でした。
今まで憧れてきた大先輩達とお酒が飲める日がきてめっちゃ嬉しかった。
ありがとうございました！
高校大編成では、DCIの友達とそれぞれの出身校を一緒に見て盛り上がった！
自分の後輩達の演奏はやっぱり緊張したなあ。本当はこんな事を言うのも厚かましいくらい何もできていないんですが、母校というのはいつまでも自分の原点でありホームのように感じます。
出演者の皆様、指導者の先生方、本当にお疲れさまでした！とても勉強になりました。
そして。
全国の夜から大阪帰るまではずっとこの人と共に。
さかぐちまりなです。
2年前、大学1年の初オーディションでBlueDevilsに合格。
彼女の事が耳に入った時、私はちょうどどん底だったので（笑）年下にやべえ奴が出てきたって素直に嫉妬した(笑)
でもアメリカで出会い、そこから仲良くなりました。
関東最後の夜はまりなの家で泊まることに。
ちなみに、、
DCIに関わるアメリカ人は人の家に泊まったり泊めたり、車を乗り合わせる事に慣れているので、もしステイ先とかアクセス方法に困ったら仲良くなくても遠慮せず聞いて回れば意外とすぐ見つかります。(むしろDCIではそうするのが当たり前って感じ。変に空港泊とか日本人で固まるより、安心。)
今回、声をかけてくれたのがまりなでよかった。アメリカではじっくり話す時間もなかったので良い機会でした。
DCIファンの高校生なら誰しもが憧れるような彼女でも、自分の中の不安や違和感に悩んでいて、私も色々考えさせられた夜。。。
ただマーチングがしたかっただけではなく、どこか人に認められたくて。なにか人と違うことがしたくて。憧れのあの人みたいになりたくて。
きっと、そんな思いから選んだDCIという選択。
でも今となってはDCIに行くから立派とかそういうの全然違ったなって思う。
誰にすごいと思われようが、かっこいいと言われようが、将来を心配されようが、下手なくせにと悪口たたかれようが、
褒められても、嫉妬されても、けなされても、
まじで関係ないな。
自分がやりたいと思ったらやればいいし頑張りたかったら頑張ればいい。
他人に褒められる為に物事を決断しているわけじゃないから。
エイジアウトした今、DCIはただの通過点に過ぎなかったと気がつく。きっとこれはなにかのきっかけであって、重要なのはDCIの経験をどう活かすか？だったんだなって。
DCIに行く事だけが当時の自分にとって山頂だったのに、もっともっと高い山がいっぱいある事を知った。みたいな。
彼女の感じていた違和感も似たような感じでした。
正解なんて誰にもわからないよなあ。
渡米するにしろ日本にいるにしろ、選択に責任を持つことがやっぱり大事であとは自分やもんなあ。やはり話しの着地点はそこに。
なんか良い友達できたなとシンプルに思った。
この数日後、彼女自身も気持ちに区切りがついたようでフェイスブックにポストしていました。知っていたけどなんか胸が熱くなる内容だったのでまだ読んでない人は是非に。
そんな感じで長い一日も終了。
その翌日の昼はクラウンチームジャパンの3人（withまりな）と初ごはん。関東、関西、九州といい感じに離れているので日本で会うのは今回が初。。。
ああ、、、めっちゃ嬉しかった😭
喧嘩とか気まづくなったこともゼロ。仲も良かったけど、それぞれアメリカ人に友達がいたからずっと日本人で固まっていたわけでもなかったし、程よく支え合っていたなあ。
最高！
帰国してからほぼ毎日3人でラインとかスナップチャット続いてるのも地味に愛おしいぜ！もう集まれたのが嬉しくて露骨にニヤニヤしてしまってたわ。
次は福岡での再会を約束して別れました！お互いそれぞれの地でがんばろうぜ！
そして横浜最後の夜は、逆にブルーデビルスの日本人めぐみとまりなと晩ごはん！
めぐみはDCI行ってたとは思えないくらい、もう既に仕事バリバリでした。
そういう器用になんでもこなす所、自分の道を行くところがさすが。。！
短い時間やったけどありがとう！！！
そんなこんなで、たのしい時間はあっという間に過ぎ、
大阪へ帰りました。
いやあ、
沢山の人に会って話して刺激的な数日間。
やっぱり東京は大阪と全然違う。
街行く若い人も、大人も、みんなどこか芯があって目標持って生きているんだなって感じた。
もし数年後の自分がDCIの思い出を話す時、人生の絶頂みたいに自慢するのだけはマジでださい。DCIなんかただのきっかけに過ぎなかったって笑えるくらいまで、もっともっと成長していたい。 というかまだ何も始まってすらないわ。。。
今回多くの人と会って話して感じたように、心のつながり、出会いを大切に。これからの20代前半は、より視野を広げ色んな可能性を信じてみたい。
そんな熱い気持ちにさせてくれた今回の旅。
みなさんありがとうございました！
また大阪に来られた際にはぜひに。
はい！タラタラ長いことすみません！
そろそろ終わります！
今度はアメリカのホリデーシーズンについての記事をサクッと書きます！（本当に）
今回もお付き合いありがとうございました！
（前編）久しぶりの全国大会。関東旅。人々。4日間の思い出！！
こんにちはー！
Tomoです！！
12月16日に行われたマーチング全国大会の鑑賞のため関東のほうへ行きました！
出場者、関係者のみなさまお疲れ様でした！！！
ちょっと今までDCIの突っ込んだ内容だったので、
今回は関東に滞在中の思い出を書きます！
一応DCIブログなのでDCIやアメリカのことも触れていこうとおもいます。
けど、多分ふつうの日記です(笑)
12月14日、大阪から東京へ。
久しぶりの新宿。
まずお一人目はBlast! のトランペットプレイヤー米所さん！
いやあ、、、数年前は米所さんの演奏を口あけて見てただけなのに、こうやって仕事の打ち合わせとか直接お話しをする日がくるなんて。。めちゃくちゃ光栄です。。。
そして緊張した。。。(笑)
でも色んなこと聞けて相談できてとっても刺激的な時間でした。。
でも一番盛り上がったのは
全然関係ないんですけど、1年前にテラスハウスの応募をしました(笑)
別に落ちても今と状況変わらないし、オーディションに合格したらその時入居するか考えようみたいな。
運良く出演が決まれば、新たな出会いと世界が開けそうだし、DCIのことも発信できる。。！と思って。
DCIのオーディションもこれくらいの気持ちで決断してしまうと意外と良い方向に向かうかもです。
まあ当たり前に返事はなにもありません(笑)
私はいつでも入居する準備はできてるのにな。。(笑)
話を戻して、、
カフェで気がついたら4時間半くらい喋り続けてました(笑)！ もうなんか全ての話が興味津々でめっちゃ集中していました。。
お忙しい中、朝から本当にありがとうございました！
その後は、
夜までの暇つぶしに、新宿にある温泉で6時間くらいいました。
東京にまで来て温泉。（観光とかもうしんどい）
これは大正解でした。
温泉最高！日本最高！
夜になったら表参道へ！
高校時代、仲の良かった友達が２年前に上京。有名なサロンで頑張っているようなのでカットとカラーをお願いしにいきました！
会いに行くのが目的だったのですが、想像以上の腕前。。
2人とも高校の時は、吹奏楽コンクールもマーチングもバリバリ大活躍系の目立った存在でした。。(そんな2人がいつも羨ましかった)
職場でも高い意識持って努力してるんやなって感じた。きっと根本的な部分がしっかりしているから違う分野でも活躍できるんやろなあ。。。
長い勤務時間、ハードな業務内容。
厳しい美容業界の最先端で奮闘する友達に、これまた刺激をもらう。
髪型スッキリ、久しぶりのハイトーンで気分も新鮮になりました！
ありがとう〜！
その日の晩は、母親の幼馴染、美恵さんのお宅へ。
美恵さんは、マクロビオティックというお料理を伝えている方です。
マクロビ料理とは穀物や野菜、海藻を中心にした日本発祥のお料理。
自然の摂理を取り入れ食事からココロとカラダを改善し、人生をより豊かにしようという食事法のこと。
美恵さんも様々な経験や困難を乗り越えて、今ではマクロビ料理の第一線で活躍されている有名な方。
表参道でとっても素敵なお料理教室とカフェをされています。
nanadecor KITCHEN | nanadecor（ナナデェコール）公式サイト
数年前、いろいろ上手くいかなくて落ち込んでいた時も東京でお世話になりました。
私も、美恵さんのお料理やドラムコーへの挑戦がきっかけで、食事で心と体が全然変わる事に気がつき、意識するようになりました。
あと、アメリカではどこのお店にもベジタリアン向けのメニューがあったり、オーガニックにこだわっていたりっていうのが当たり前だったんです。
アメリカと聞くとジャンクフードの印象があると思うんですが、
実際は日本人よりも健康意識が高い人が多かったように思います。
栄養の知識とかサプリの重要性、運動に対する意識が全く違いました。
特にドラムコーに来るアメリカ人は健康や美に対する意識が高い人が多く、ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーの人はかなりいました。きっとそういった影響も受けていると思います。
でも、常にハンバーガーやピザ、ポテトチップスを食べている「ザ・アメリカ人🇺🇸」 もいっぱいいるので、めっちゃ極端なんですよね(笑)
私もクラウンでの食事はすべてベジタリアン用の別メニューでした。
そこまでシビアなベジタリアンではないので何回かジャンクフードも食べましたが、基本的に肉や加工肉は一切食べない３ヶ月間。
胃に負担が少ないため、体は常に軽くて動きやすい。タンパク質はプロテインで補っていたので筋力も落ちることはなかったです。精神面も常に安定していました。（一番の目的はこれ）
ベジタリアンとかヴィーガンは健康目的の他に動物愛護の観点があります。
それに比べマクロビはココロとカラダの健康、豊かな暮らしの提案が目的。
次の日の朝から美恵さんのカフェでマクロビ料理。
幸せな朝の始まり。
ふっくらモチモチの玄米ご飯に、色とりどりのお惣菜たち。自然がつくった色彩、食感、味で体が目覚めてゆきます。そして、めちゃくちゃ美味しいです。。
「夢はずっと思い続けること。絶対にこうなる！って念じるくらい思っていれば本当にそうなっていくから。これからの未来も楽しみだね〜」
と美恵さん。
今回もステキな助言を頂きました。
好きなことで仕事をされている方って本当に魅力的。本当にみなさん明るくて前向きだなあ。
そういう方と話すだけで自分も何かできそうな気がするから不思議。
今回もお会いできてよかった😊
美味しいお料理と素敵な時間をありがとうございました。
赤坂のサントリーホールは初めてでしたがめちゃくちゃ綺麗〜
最近はオーケストラのほうがよく聞きます。
やっぱり弦楽器の中ではチェロの音色がいちばん好き。小学生の時に母親に頼んで習いに行っていました。
生でオーケストラの演奏を聴くと自分の耳とか感性が美しい音楽に洗練される感じがする。こういう時間って本当に大事なんだろうなあ。
最後の演目、シュトラウス作曲「英雄の生涯」がすっごい好きだった。
美しい音の海に包まれてめっちゃ気持ちよかったなあ。
最低でも月に1回は本物の美しい音楽に触れよう。。
終演後、ホテルに向かおうと携帯を開いたらある方からの通知。
英語の文章でした。
え？
プチパニック。
そしてドキドキしながら待ち合わせのところに行くと、いらっしゃいました(笑)
ケビン！(笑)
ケビンはクラウンの大先輩で、2年間クラウンブラスのリーダーをしていた人。そして2013のE=mc2で、ストーリーを語っていたこの方です。
エイジアウト後はクラウンのスタッフに抜擢（すごい）、その後キャビーのブラスキャプションヘッド（すごい）、今では国を乗り越えて愛町のブラスキャプションヘッドもしています（すごい）。でももっとすごいのが、まだめちゃくちゃ若いのに他にもビジネスとか音楽活動とか色々やっているところ。。。
今まで何度かメッセージのやり取りはあったんですが、直接会ったことがなく、自分の中では「すごい人」っていう印象しかなかったのでめちゃくちゃ緊張した、、、
でも案外年が近いのとケビンの人柄がとっても素敵で友達のようにすぐ打ち解けました！
アメリカ人は年齢の壁がなくみんな平等に接するので本当に話しやすい。アメリカの好きなところの一つです。
久しぶりに英語を使ったので不安でしたが、ずっと会いたかった人だったので頑張った。(笑)
なんか最近「自分が憧れる理想みたいな大人に出会いたいな〜出会わせてくれ〜」って思いながら生活していたんです。
そしたら本当に出会う事ができた。。。ケビンのことだわ。。
「あ〜こういう人に出会いたいと思ってた、、、！」って。
しばらくしてから、
キャビー出身の台湾人でだいすきな友達のひとりHankも加わって大盛り上がり！
バーの雰囲気も、そこのワインも、めちゃくちゃ美味しくて最高の夜。
ちゃっかり終電すぎた！
ホテルがさいたま新都心だったので夜2時ごろ、新宿からさいたままでタクシー(泣)
結構長かったのでタクシーの運転手さんとも色んな話しをしていたら、降りる時に「コーヒーでも飲んで！」って500円差し出してくれるという。。
いやどんなけいい人やねん。。。！
これも何かのご縁。
日本はどこ行ってもあったかい国ですわ。
そして、夜中3時すぎホテル到着。
クラウンでともにマーチしたえみが待つ部屋へ。
久しぶりの再会がこんな事になってまじで申し訳ない😭 おもっきり寝てました。
次の日本番なのにごめんね。。。(笑)
あかん。
マーチング全国にいくまでが濃いすぎて既に色々書いてしまった。
一旦前編はここで終了します。。！（笑）
つづく。。。
やっぱり来年DCI行きたい！！今から決めても間に合う？？
「今更だけどやっぱりDCIでマーチしたいかも。。。今から決めても間に合うの？（泣）」
みなさんこんにちは！！！
Tomoです！
外はすっかり冬らしくなって、クリスマスも近づいてきましたね😊きっとそうこうしてるうちに大晦日、新年がやってくるんだろうなあ。。
よく考えたらこんな穏やかな冬は小学生ぶりくらいです。
中学３年間
アンサンブルコンテストに魂燃やす。
高校３年間
マーチング全国大会に全青春をささげる。
１９歳
初のDCIオーディションでズタボロ。
２０歳
うつ病に悩まされ引きこもり。
２１歳
最後のDCIオーディション。21年間で最も熱い冬。
２２歳
ホットミルク飲みながらブログ書く。👈今ここ
なんか夏も色々あるんですけど、冬ってコンテストとかオーディションでメンタルやられてる記憶しかない。。(笑)
DCIの友達が口を揃えてみんな言うこと、
「DCIってシーズンの夏のほうが断然楽。オフシーズンが一番きつい。。。」
そうなんです。もうめっちゃ共感。
学校とかバイトとか意外と色々忙しい上に、オーディションの練習とトレーニングで常にピリピリ。飛行機とか宿泊先とか自分で色々スケジュール組んだり。コーによってはビデオの課題を毎週送らないといけなかったり。（こーれが結構大変なんだ。）
それに比べて、夏のシーズン中はもうメンバーになっちゃってるし、自分の体調と技術の向上にフォーカスしとけば後は集団で行動するだけ。
１日のスケジュールも大人たちが全部決めてくれる。そういう意味では本当に楽。
一般マーチングバンドに入ってる人は全国があるのでこの季節は特にバタバタしますよね。。。。両立がんばってください（泣）
ちなみに、今週末のマーチング全国大会わたしも行きます〜楽しみだ〜😊
さて前回の記事、予想以上に多くの方にご覧いただいたようです。直接コメントやメッセージなどもありがとうございました。
はじめてこのブログのことを知った方、初めまして！またこちらも読んでみてください。
よっしゃー！今回もはりきって書いてくぜ！！！
｜いまからオーディション決意。他のコーを検討する。
これを書いてるのは１２月中旬です。来年の夏どう過ごすか決まりましたか？
各コーのオーディション情報が発表されるのは9月頭。最初のオーディションキャンプが行われるのは11月からです。
この前の11月ですでに数名がコントラクト(契約)。ほかはコールバック（再オーディション）とカット（不合格）。
次の12月のキャンプでコントラクトをもらう人は更に増える。
さあ、どんどんスポット埋まって行きますよ〜〜！！！！
(わざと嫌な言い方するやつ。ごめんなさい。)
例えば、
トランペットの全スポット(ポジション)が24人分あるとします。
そのうち約半分かそれ以上がVets(ベッツ。ベテランの略。去年同じチームでやってた人達のこと)だとします。
Vetもオーディションを受けないとだめなコーがほとんど。でもまあ落ちる事は珍しいと思います。コーにとってVetsの存在はとても重要。先輩って感じです。
だから24人のうち15人くらいはメンバーがもともと埋まってると考える。
あいてるスポットの数は、去年エイジアウト(21歳で引退)した人数、去年やってたけど戻って来ないメンバーの数で決まる。
なのでこの場合、
トランペットでルーキー(新メンバー)として入れるのは9人です。
勿論その年、そのコーによって全然違う。
3人くらいしかスポットがない時もあれば、めちゃめちゃスポットが空いてる時もある。こういう事情があるから、どこのコーに受かったからすごい！みたいなのってそこまで関係なかったりします。
そしてこういう情報とかがアメリカ人には結構流れて来やすい。でも日本人は知らないことが多い。行くチームを決める時に参考になりますよね。
ちなみに。
私が行ったオーディションでは、各オーディションキャンプにトランペットだけで90人くらいいました。フェイスブックのトランペットのオーディショングループには100人以上います。
つまり、その中から選ばれなきゃいけないということ。
何が言いたいかというと
どんどんスポットが埋まって行くから悩んでる時間なんかないよー！！！
ってことです。
でも、すでに１つめのチームに落ちたりしてこの時期にまたいちからやり直しみたいな人って全然いっぱいいます。いまからパケットを買ってオーディションを受けるのはそんなに遅れている感じではありません。
｜シンプルに勇気がでやんのじゃあ
一つ考えてみてほしいこと。
受かるか受からないか決めるのはあなたじゃない。
DCIで数年マーチングしただけの先輩(私みたいな)でもないし、そこのトップメンバーでもありません。
アメリカ人のキャプションヘッドが決めます。
超極端な話、あなたの周り全員がNOと言っても、コーのスタッフがYESと言えばメンバーになれる。
国民中をファンにさせるのは難しいかもしれない。でも、DCIのオーディションは監督に「この子いいじゃん」って思ってもらうだけ。（極端な話）
・・・あれ、
なんかできそうじゃない？
今やりたいことは「今」やりたいこと。
年取った時に「なんかやりたかったこと全然やってこなかった人生だな〜」ってふと思うのってめっちゃ嫌だと思うんです。しかもそう思ったあと、ぜったい人とか環境のせいにするから。
私はそう思っています。
後悔するとかしないとかは置いといて。。（そんなの誰も知らん！）
今やりたいこと、今着たい服、今食べたいもの、今好きな人。そういう今と向き合わないと自分の求める将来に何も繋がらないと思うんです。（わたしはね）
「あの時、めっちゃあのブランド好きだったけど結局お金ないとか言って着なかったな〜今この歳で着るのは年齢に合わないから買わないけどー」とか。
「あの時、あの人めっちゃ好きだったな〜今はその人どこにいるかすら分からないし、別に今更伝える必要もないからいいんだけどー」とか。
「あの時、本当はDCI行きたかったんだよなーでもなんか親に反対されたし自分もそこまで自信なかったから結局行かなかったなーまあ今もマーチングは好きで続けてはいるんだけどねー」みたいな？。。
DCIだけじゃなくて何事においても「もっと自分に素直になって、その為に努力すればよかったな〜」とか思うの嫌なんです。
だってもし、その真逆だったら。
自分の人生めっちゃすごいことになりそうな気がするから。
だから、
やりたいんだったらやってみたらいいやん！って思います。
できるかできないか決めるのはあなたじゃない。もっともっと偉大なキャプションヘッド。あなたの考えるべきことはそのチームにとってなくてはならない存在になる努力をすること。って考え方を変えてみましょう。
落ちたら今の状態となにも変わらない。→メンバーじゃない。
受かったら入るか入らないか決めればいい。→メンバーになってもいい。
死ぬこと以外はかすり傷〜むしろ損することなにもないよ〜
全然関係ないんですけど、この自問力という本。物事を決断するプロセスについて勉強できます。めちゃおススメ。
そんな感じでこの時期になっても悩んでる人は、日本でなにかを頑張りたいのかDCIで頑張りたいのか決めちゃいましょう。
決断しないとどっちも始まりませんし😊
｜オーディション受けます！何したらいいの？！
情報収集。色んな人に連絡する。
「○○落ちました。次どこいこうか悩んでます。」とか、「今からどこかオーディション受けたいです。」とか、まずは連絡しまくる。
それでスポットの状態とか今年の状況とか探ります。なんならそこでスタッフに繋いでくれるかもしれません。
出遅れた！って人が巻き返す方法はこれ一択。
人との繋がり。コネクション。
特にもっと先の2月3月の場合。
もう大体はメンバーがっちり固まってます。でも、怪我とかお金やっぱりないとかそんな理由でスポットがぽんって空いたりするんです。
そんな情報も、人との繋がりが多ければ多いほどすぐ入って来ます。
コー側もよっぽど困ってたら公式snsで呼びかけるかもしれませんが、アメリカ人の中ではもっともっと早く情報が回ってます。
（例えば）
「キャデッツのトランペットスポット空いてるらしい」
困ってる時にこんな情報が入って来たらすぐ行動。
キャデッツのスタッフに連絡。
↓
動画見せてとか言われるかも。
↓
動画をおくる。
↓
次のキャンプ来れる？
↓
行ってみる
↓
合格
あれあれ？出遅れたはずがキャデッツでマーチできることになっちゃった。あの時その情報を手に入れてすぐ行動したおかげ。
これ全然珍しい話じゃありません👍🏼
どこでもいいからとりあえず！って時はこんな感じで人との繋がり、情報をかきあつめてチームをきめていきます。
別に他に行きたいところがあればそこを受けてもいいと思います。
トップ5入るようなコーは人気なのでリスキーな選択ではありますが、何が起こるかわかりません。決めるのはあなたではなく向こうです。
もし12月の今、行くところを決めたとします。
まずはすぐオーディションパケットを手に入れましょう。渡米まで日にちがないので飛行機代は高くなりますが1月のキャンプに行くのがベター。オーディションシーズン最も盛り上がるタイミングです。
でも、その前にビデオでコールバック貰った方がいいかも。突然1月にキャンプにやってくるよりも、先にビデオで自分のアピールをしておいたほうがいいに決まってますよね。
むしろ、向こうからビデオ送ってとか言われるかもしれません。
なににせよ直接キャプションヘッドとメールとかできたら自分の存在を知ってもらえるチャンス！
ビデオだけで合格もらえる人もいます。でもメンバー選考の要素としてはアピールが弱いのでキャンプこれる？とか言われると思います。
キャンプが無理なら無理と伝える。連絡を返さないのはいくらあなたが外国人でも失礼にあたること。これだって繫がり。
「うちのコーでは無理だけど、○○もトランペット足りてないって言ってたから紹介してあげる」
とか言ってくれるかもしれません。逆に返事すらもらえないかもしれない。
とにかくどうなるかわからない！！
この時期からコントラクトを狙うための作戦は
行動量とスピード重視で。
慎重に選んでー練習してートレーニングしてー。そんな時期はとっくに過ぎてます😭
動く！繋がる！動画みせる！これにつきる。
モタモタしてるうちに、コー側はアメリカ人で音大とかに通うめちゃめちゃ上手くて運動もできる筋肉マッチョにオファーの電話してるかもしれません。
「あかん！一瞬待って！！！ここにめっちゃメンバーなりたい人いてますよーーー！！！」
って知ってもらわないといけません！笑
みんながみんな、順当に準備してスムーズにコントラクトもらってるわけじゃなく、それぞれのエピソードがあります。色んな人に合格までのこと聞いてみましょう！
｜1年目の私が合格するまで
2016年、キャロライナクラウンのキャンプに11月と1月の計2回行きました。
でも1月でカット。1月下旬だったのでほとんど2月です。
帰国後、片っ端から色んなコーへメール。キャプションヘッドに突然連絡。
クラウンにしかほんとうに興味がない人間だったので、どこでもよかったんです。
本当は落ちたらDCI行かなくてもいいって思ってたんですけど、悔しかったんです。他にDCIでマーチする日本人がいっぱいいて。
あと、自分の能力だったら1年や2年じゃ何も得られず終わってしまうって思いました。21歳まで3年間行かないと「DCI体験してみた」で終わる気がしたんです。
でも、メールの返事すらくれないところがほとんど。返事のあったコーは全部スポットが埋まってるから無理だと。。もうすでにメンタルボロボロだったので落ち込む気力すらありませんでした。
そしたらTroopers っていうコーのスタッフから返事が来たんです。
とりあえず動画送って。みたいな内容。でも凹みすぎて今から動画撮る気力が皆無でした。なにも考えずにクラウンのオーディション用に撮った動画の何個かを送る。そしたら案の定「キャンプ来て」との返事。
もうお金も気力もなかったので、「クラウンでお金使い果たしたから無理です。ビデオだけで合格ください」って正直に相談したんです。
そしたら合格。
え？みたいな。クラウンしか知らなかったからTroopersとか名前すら聞いたことない。
コントラクトもらったけど複雑な感情。
でもこの時、返事をくれたデニスという人のおかげで自分の人生にDCIという幕が開きました。もうずっとデニスにはめちゃくちゃお世話になった。。あの時自分が連絡してはじめて出来た繋がりです。
これが2月のこと。なんとかTroopers でDCIの夏を過ごすことが決まりました。
名前すら知らなかったTroopersでしたが本当に素晴らしいコーで、あそこで夏を過ごせたこと本当に良かったなと思っています。
私のように、2月以降でコントラクトをもらった！っていう人はビデオのみでのやり取りが多いようです。
でもオーディションパケットは買ったほうがスムーズかも。私はTroopersにオーディション料もパケットも支払わず、突然「ビデオだけで合格くださいお願いします。。」と廃人のようにメールしましたけど。。
他のコーからすれば、オーディション受けたいならまずパケット買って、それからビデオ送るとかキャンプに来るとかしてねーみたいな感じだったのかも。だから返事すらもらえなかったのかな？(笑)💦
｜まとめ
ということで。アドバイスとしてはもう人との繋がりを大切にすることです。私は2年目も色々あったんですが、人との繋がりに助けられてアメリカでまたマーチさせて頂くことができました。
自分が今まで人にいっぱい助けてもらったから次は自分が誰かの為に！って思えるようになりました。そういった思いでこのブログも書き始めています。
あとは、行動することです。なんでもいいから動くこと。
次の12月のキャンプ、1月のキャンプ。スポット埋まって行きますよ〜！
今はとりあえずビデオオーディションでアピール。コールバックもらって1月か2月のキャンプに行くことを考えてみては？
上のチームにいっても下のチームにいっても、良いところもあれば悪いところもある。
でも日本の一般団体や部活では絶対に知ることのなかったドラムコーの世界が開けてきます！
(後編) オーディションを受けたいと思ってから受けに行くまで
こんにちは！ Tomoです！
これはオーディションを受けたいと思ってから受けに行くまで（後編)です。まずはこちらをご覧ください。
前編では大まかなことが決定。今回はより細かい計画を立て、実際にオーディションに行くまでを書いていきます。
❺フライトチケットを買う
戦いの場はアメリカ🇺🇸
オーディションに行く日が決まったらようやく飛行機のチケットが買えます！
飛行機の価格相場は12万円〜15万円。
購入する日が出発日より近いと高い（約２０万円）遠いと安い（約１０万円）。
前編で何でも早めに！と念押ししていたのは、1秒でも早く飛行機のチケットを買いたいから。
二年目になれば、常に頭の中にあるのは「ああ。今この瞬間にも安い飛行機は売れてゆく。。。早く飛行機の予約をしたい！！」です（笑）
地方住みが夜行バスでディズニー行く時のあの気持ち。
さっきまで高校生だった我々、こんな高額の取引が絡む決断なんかしたことない。この段階で怖気ずいて諦める人も。
・友達の持ってるヴィトンの財布 10万円
・大学の先輩が３泊４日のグアム旅行 17万円
・お兄ちゃんが車の免許を取得 28万円
・友達が一人暮らしにかけた初期費用の総額 30万円以上
自分で高額の手続きをする機会が今までになかっただけで、何をするにもお金ってかかります。お金の使い方も額も人それぞれ。
「あなたにとって今一番お金を使いたい目的はなに？」
これが価値観の違いってやつ。
アメリカ国内の移動でも3万とか5万とか平気でします。アメリカ人だって国内なのにそれだけ出費して毎月オーディションにやってくるのです。DCIに挑戦する事は初めて自分で決めた自己投資。経験を買うという事。（またお金の話もしましょう！）
まあ、もう後戻りするのもナンセンスなので、「格安飛行機 ダラス」とかでネット検索。
お金があああ、、って悩んでいる間にも安い飛行機はなくなってゆくううう！
今回は一番一般的な、金、土、日の 3days Auditionの場合で説明！
だいたいのスケジュール。
金曜の午後に集合。土曜が一日オーディション。日曜の正午くらいには終わって解散。
集合と解散の時間が分からなくて飛行機のチケットが買えない場合は直接メッセージして質問！もちろん英語で(笑)
返事がなくても気にしないで😊
コーマネージャーとかスタッフとか何人かに聞けば誰かしら反応してもらえるはずです。
祝！
英語を使ったはじめてのコミュニケーション！
オーディション前にメッセージのやり取りをして自分の存在を知ってもらう事はとっても良い事だと思っています。
私は人生初のDCIオーディションで集合時間の５時間前にアメリカ到着みたいな飛行機でいきました。（あほなん？）
当時は不安と緊張のあまり気がつかなかったんですが、あきらか体は時差ボケで平常ではなかったし、唇や顔も浮腫みまくり。脳みそはアドレナリンが大放出。最後の方には集中力も切れていました。
初めての長時間フライト。
初めてのアメリカ。
初めてのひとり海外。
不安な事が沢山ある上に長時間フライトで心も体もクタクタ。言葉の通じる東京でさえはじめて1人で歩くのは緊張するものです。。
その状態で、良いパフォーマンスに集中できますか？
できれば一泊ホテルで睡眠を取り、次の日の朝にはストレッチ。英語で自己紹介する練習なんかしちゃって（笑）万全の状態で向かえると余裕持って過ごせるかも！
あと注意しておきたいのは安いという理由だけで買わない事。
いくら安くても飛行機の乗り換えに十何時間も待つとか（又はその逆）、全然違う国で乗り換えとかだと大変。フライトスケジュールは結構重要。
自分でやるのが大変という人は、旅行会社に頼むのが確実です。
「○日の○時にここについて○日の○時にここを出たい。」とか、「この辺で宿泊できるところを予約して欲しい」と相談するだけで一番最適なプランを組んでくれます。DCI三年間ずっと同じ人にお世話になってていつも応援してくれるんだ〜みたいな話も。
手探りで自分で買った結果、
・英語を読み間違えて全然違う空港行きのチケット買ってしまった。。。
・乗り換えの為に丸一日空港で過ごす羽目に。。。
・時差のことをすっかり忘れて一日ずれた便を購入していた。。（私）
みんな色々失敗してます(笑)
やべ。やらかした。。。どうしよう。のやつ。
少しお金はかかってしまっても確実な飛行機が買える事を優先して。ちなみに帰りの便は、終わり次第帰っても、もう一泊してもどちらでも大丈夫かなと思います！
❻アメリカ滞在中のプラン
慣れている人は飛行機も自分で確保。現地では友達宅に泊まったり、中には空港泊するイケイケジャパニーズもいます。私も泊まる所なんか向こう行ってから適当に決める(時もある)。
そんな人にアドバイスされた人。。。
大丈夫。無理は禁物です。笑
余計なハプニングが発生してオーディションに集中出来なくなる事を避けるためにも確実なプランを立てましょう😊
・どこに泊まるの？
・どうやってホテルまで行くの？
・何でオーディション会場まで行くの？
・お腹すくかな？
・食事をできるところはあるかな？
疑問を紙に書き出してみるといいです！
3days Auditionの場合。オーディション中は会場の体育館とかで寝ます。
シャワーもみんなで一緒に浴びる。
食事はコーから支給されるので３食又は４食たべられます！
この辺も自分で確認！コーによって微妙に違います。オーディションパケットやHPできちんと説明しているはず。それでも分からなければ、コーのスタッフにメッセージで質問！こういう事は内部の大人以外に聞いても確実ではありません。分からないままには絶対しない。
何か起きてもなんとかはなる。でも渡米の目的はオーディション。余計な心配事が起きて、自分のパフォーマンスに支障が出たら本末転倒です。安心して過ごせるように計画を😊
チケットが買えたら入国するために必要不可欠なESTAの申請も忘れずに！これがないと入国できません！
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e1s1
❼練習と英語の勉強
やっと自分の練習に集中できます。
特に初めての人は、本来の目的を忘れてしまう程ここまで辿り着くので大変。。！実際一番、時間をかけたいのはここですよね。この段階にいかに早く突入できるかが、オーディションで成功するためのポイント。
動画を見たり、レッスンを受けたり、トレーニングしたり！自分が今できることをどんどんやっていこう！
やっぱりオーディションっていかに好印象を与えられるか。
・体幹で支えられた上半身、引き締まった体。「何分でも楽器持てます！」と言わんばかりの筋肉質な腕。
・３ヶ月間ハードな練習についてこれる？ユニフォーム似合う？と心配になってしまうような見た目。
どっちの人を選びたくなりますか？
綺麗事抜きで、マーチングってヴィジュアルの世界。
身長の高いアメリカ人と並んだ時に、身長差を感じさせない魅力的なカラダで挑めばアピールにだって繫がるはず。
身長低いから落ちるかな、とか気にする暇があったら今すぐボディメイク。トレーニングすることで歩き方にも絶大な効果が。
「英語って勉強したほうがいいですよね？、、」
こればっかり周りに質問していた３年前の私。どういう答えを求めていたのでしょうか。。。
過去の自分に言ってやりたい。
聞く暇あるなら今すぐ勉強して！笑
初めてオーディションに行き全てを悟った。。帰国後すぐに勉強開始（笑）３年経った今でもネイティブの中に一人に入れば頭の中「？？？」です。。。
人生初のオーディションで "How many camps can you come?" と聞かれ、こんな簡単な英語さえ理解できず "I don’t understand I’m sorry." しか言えなかった。合格の為ならいつでもキャンプ行く気満々だったのに。。。自分の中の熱い想い。伝えられないことがこんなにも悔しいなんて。涙出ました。
あの偉大なキャプションヘッド（監督）に、しかも英語で話しかけられたらもう緊張で頭真っ白(笑)(笑)
・4分音符で吹いてみて！
・16分音符きざんでみよう！
・音階やります！
・178章節目から!
↑これ英語で何ていうか答えられますか？
ドレミはアメリカ英語で何ていう？とか、基本的な音楽用語がすぐ理解できないとちょっとキツイです。逆に最低これが分かればオーディションはついていける。(と、私は思います。ブラスのことしか分かりません。。）
あとは、体の部位。「膝(Knee)を床(Ground)について背中(Back)を丸めて〜」とか、「つま先(Toe)から歩いてかかと(Heel)は浮かして〜」とか。
ヴィジュアルオーディションの時すぐに理解できますか？
英語が分からなくて理解できなかっただけでも、言われた事が出来ていなければ悪目立ちは避けられない。(まあその中で頑張る姿勢が評価されたりするんだけど😂)
PenもAppleもPineappleも知らなくていいから、音楽用語、使う言葉を中心に勉強！！
言葉の壁にぶちあたった時の衝撃を少しでも吸収できるようにコツコツと学んでいこう。
❽持ち物の準備
日本人限定の持ち物。ポケットWiFi。
「アメリカはワイファイ環境が良いから！」そう言われていざ行ってみたが全然そんな事ない。全然知らない国。言葉も通じない。困った時のグーグル先生もビクともしてくれない。コーのスタッフとも連絡が取れない。。。。
「やばい。どうしよう。。。」
早めにポケットワイファイを借りる手続き！
こういうやつ↑
私は今からアメリカ行くってなっても携帯が使えない。のは絶対に不安なのでその辺は完璧にしたいタイプ。(ポケットWiFiレンタルする以外にも携帯使う方法は色々あります)
「あれ、オーディションマテリアルの持ち物リストに日本で手に入らないものが書かれてある！！」（あるある）
そういう時は、アメリカ人メンバーに買ってもらい後でお金を渡すとか、スタッフに連絡するとか、日本人経験者に借りるとかすると良いかも！
向こうで買うのはちょっときびしい？
アメリカ予想以上に広いです。。。ちょっとスーパーに買い物いくのも車いります。。。笑
なんとかなるだろうの精神で持っていかないのは、チームによってはNG。。
殆どの場合、日本人だから仕方ないよ！って済ましてもらえると思いますが、マイナスな印象は出来るだけ与えたくないので対策を。用意できなかったとしても何かしら行動してみて。
なかったら死ぬのが寝袋！
オーディション会場の学校とかでみんな一緒に眠るので寝袋、エアマットは必須！
アメリカ人の友達、初のキャンプで寝袋持ってくるの分かってなくて床の上で寝たらしい。
「私こんなとこまで来て床で寝て一体何がしたいの。。」って最悪だったとか（笑）
よくわからなかったら、DCI経験者に借りるのがおすすめ！(ツアーが始まってもいるものなので今買っといたって損はないんですが。。)
各自ホテルとか用意しないといけないコーもあります。きちんと確認して😊
❾いざオーディションへ！
やってきました渡米当日！そしてオーディション！！パニックになることも起きます。
でも、ちゃんと準備してたらなんとかなる。大丈夫！
これだけのプロセスを一人で全部こなし、はるばる日本からオーディションキャンプに来たのです。自分のことを知ってもらい、たくさん吸収する。忘れてはいけないのが、楽しむ事！！！
まとめ(最も読んで欲しいのはここから)
DCIの挑戦を決断
（パスポート申請）
↓
受けるチームを決定
↓
登録、オーディションパケットをダウンロード。
キャンプに行く日きめる
↓
フライトチケット購入
ESTA申請
↓
滞在中のプランニング
↓
練習、英語、準備の集中期間
↓
渡米！！！
↓
オーディションを受ける
何も知らない状態からこれだけの事を順序通り進めていくのって、まじで無理。
人に聞きまくって情報集めて。順番間違え、二度手間。（笑）
「もうおま、スーパーマリオブラザーズかよ。。ひとつクリアしたら次から次へと敵現れるやん。。。」
〜３年前の思い出を紹介〜
とりあえずパケットとかパスポートというアイテムをゲットする事は理解。でも、やり方が分からない。。。ネットで調べまくる。読めない英語と戦う。
そこでクレジットカードで支払う事が判明！
「え、クレジットカードってどういうカードやっけ。。。」
高校卒業したばっかりでクレジットカード持ってる子なんかほとんどいません。現金が全てやと思って生きてきました。
「アメリカはカード社会って聞くし銀行いって作っといで！」とオカン。
ほう。アイテム獲得するためにまずはカードをゲットしに行くらしい。大学の授業の合間に良くわからんまま銀行へ駆け込む。
「クレジットカード？！ていうやつ作りたいんですけどっ。。。！！！」（なんか銀行一人で来るの初めてやし、こわいなあ。。）
その２週間後やっとクレジットカード家に届いた！「いや、どんなけ待たすねん！！」思わずツッコミ。
「。。。えーーっと、それで？どうやってパケットの支払いするのかな？😊。。。（泣）」振り出しに戻る。
その後も色々あって、なんとか飛行機の予約が完了！よっしゃー完璧！思ってたら、
と誰かに教えてもらう。
「いやESTAってなんですか？！パスタやったら知ってますけど！！！」
もおお完璧やとおもってたのにいい！！また敵現れたあああああああ！（号泣）
こんな事の繰り返し。
こうして、なんとか迎える事ができたオーディション当日。もうなんかマリオでいう「ラストステージ」来た。みたいな気分。
キャプションヘッド（監督）とかクッパにしか見えへんもん。
「やっと会うことが出来たなクッパ！！ピーチ姫（コントラクト）はこの私が頂いてみせる！！！！！」って感じ。(ま、これは冗談やけど。てかマリオよく知らんし。😂)
親も学校の先生もマーチングすら知らないのにDCIのことなんかもっと知らない。アメリカ行ったことある親がいたらラッキーなほう。
私「アメリカのフロリダってところいかなあかんねんて。」
父「フロリダ？それってアメリカの右にあるん左にあるん？」
こんな感じですよもう。右とか左とかその表現なんなん？？！それまずやめて？？！みたいな（爆笑）
親に頼って生きてきてしかなかったから、こんなにも自分で何もかも計画するような事。初めてだったんです。
留学も、学校とか留学斡旋の会社が色々サポートしてくれる。ネット上には情報が無数に。
でも DCIはすべて自分。
だからこそ常に行っておきたいこと。
情報収集。
そのチーム出身の日本人、（それよりも）アメリカ人にメッセージを送ってみる。DCI経験者に質問する。留学経験のある友達、海外に詳しい先生。だれでもいいです。ネットでもYouTubeでもいい。常に情報を集めること。
無知なのに、人の目ばっかり気にして「一人でこっそりオーディション受けよう。。。」そんな考えこそ本当に身の程知らず。
私のところにも日本人だけでなくアメリカ人からも相談のメッセージが来ます。もちろん、みんな会ったことのない人。ドラムコーって人との繫がりがすごいんです。素晴らしいなあ。私もいつも困った時は誰かに助けを求めて来ました。
不安なことはDCI経験者に正直に相談！恥ずかしがることなんてないです。知らない世界に飛び込むんだもの、なにも知らないのは当たり前。
行くまでに現実を知った気になって、やっぱり受けるのやめる。。。なんて事がないように、早め早めの行動で確実なステップを踏んでいこう！👍目標に向かって一歩一歩進んでいきましょう！
いかがでしたか？
みんなオーディションの結果しか言わないからなかなか知られることはないんですが、完全手探り状態で失敗とか不安を乗り越え、これだけのことを自力で行っていたのです。
大学、バイト、一般団体の練習。ボランティアで母校の指導。慌ただしい毎日の合間をぬって。
技術面の努力も沢山した事でしょう。
誰かがオーディションから帰って来たら「受かった」とか「落ちた」とかそんなことだけに意識を向けるのではなく
「お疲れ様。よく頑張ったね。」
と、まずは声をかけてあげてほしい。
そんなことを思いながら、この記事を書き終えようとしています。
中には過剰な表現や人によっては違和感を感じる情報もあったかもしれません。人それぞれのストーリーがあるから意見も様々。大切なのは色んな人に話を聞く事。そして自分で考え決断することです。
少しでも多くの日本人がDCIで活躍できる事を祈って、これで終わりにします。
最後まで、読んでいただきありがとうございました！！！
